ファミマのバーコード決済

ファミマはなぜ独自決済を新規導入するのか

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ファミリーマートが、新たな決済システムを導入するという話です。
独自の電子マネー「ファミペイ」を開発し、スマホのアプリを使ってバーコード決済できる、とのこと。

なお、現時点で使える決済方式は、現金、クレジットカード、交通系電子マネー(PASMOやSUICAなど)に加え、Tポイント、Apple Pay、楽天Edy、WAON、ユニコ、iD、QUICpay、PiTaPa、d払い、LINE Pay、PayPay、楽天ペイ、チケットレストラン タッチ、JCBプレモカード、クオカード、ファミマグループの商品券。
公式HPに載っている支払い方法が19もあります。
めっちゃありますやん、という感想しかないですが、更に追加でバーコード決済が導入されます。
来年7月目処らしいです。

ただ、これまでにあった決済方法が、他社のものを利用しているのに比べ、「ファミペイ」は、独自の電子マネーを使用するということなので、毛色が違います。
顧客の購買データもより簡単に集められますし、アプリのダウンロード数が増えれば、おすすめ商品のプッシュ通知など、施策が打ちやすくなります。

電子マネー増えすぎ問題

増え続ける電子マネーを見ていると、仮想通貨を思い出しますね。
仮想通貨が2000種類以上あるように、ある時期までは電子マネーも増え続けることでしょう。
参考:https://coinpost.jp/?p=52913

今回のファミペイの話に限ったことではないのですが、独自の電子マネーはユーザに不便を与えるだけです。
使える場所が限定的なのに、独自の「アプリ」や「カード」が必要ですから。

これって電子書籍と似てるなーって思いました。
Kindleで電子書籍買えるし、ニコニコ漫画でも買えます。
最近では出版社が独自のサービスを出して、書籍の電子化が少しずつ進んでいます。
でも、Kindleで買った本はAmazonのKindleアプリでしか読めませんし、ニコニコ漫画のアプリでしか読めません。
セールをやっているからといって、メインで使っていないサービスで漫画を買うと面倒です。(経験談)

ユーザが集中しないことは企業も重々承知なので、新たな電子マネーを出すときは、ポイントプレゼントやキャッシュバックなどの施策を打つわけです。

では、どうしたら良いのか?

電子マネーを出すに至った目的は、企業によって違うと思いますので、ファミペイを例に考えましょう。
ファミペイは以下の目的を挙げています。
(1)キャッシュレス化を推進し、利用客の利便性を向上させる
(2)ビッグデータの活用によって商品サービスの開発を促す
(3)店舗における省力化を進める

(1)は電子マネーの時点でクリアできていないので、本来の目的ではないですね。
(3)も電子マネーにしても、他の電子マネーと店側の使用電力は変わらないので、本来の目的ではないです。
というわけで、(2)が本来の目的ということです。
でもこれって、アプリじゃないとできないことなんですかね?
アプリを使っていない人の情報は、従来の方法で調達するしかないですし。
従来の方法も、レジの集計ですよね。

つまり、すでに電子化されているわけですから、アプリで集める情報と大差ないのではないでしょうか?
通販サイトの場合だと、何を見た人は最終的に何を買ったのか、という情報を元にマーケティングを行ったりしますが、実店舗の場合だと購入プロセスを追うことはできません。
(そういえば、Amazon Goなんてのもありましたね…)

できることは個々の購入履歴から、その人が次にほしいものをプッシュ通知で出す、くらいでしょうか。
そのために、電子マネーを開発したとも思えないので、自分の推理に自信が持てなくなってきたところで、今日の記事は終わりです。