藤井聡太七段が順位戦で4連勝

藤井七段・勝利

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昨日、順位戦C級1組で、青野ー藤井線が行われました。

対局は、相掛かりの出だしとなり、111手で藤井七段が勝利しました。

これで、今シーズンの順位戦は4連勝となりましたので、昨年のC級2組1期抜けに続き、今年も1期抜けに期待が高まります。

将棋の内容

私のタブレットで、1手30秒で棋譜解析しました。

エンジンは、やねうら王ver4.51+elmoで、最新ソフトではありませんし、時間も1手30秒と短いですので、参考程度に見てください。(ノード1000万~1500万くらいです。)

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また、初手から1手ずつ検証したものを公開されている方がいらっしゃいますので、興味のある方はご覧ください。(リンク

27手目、43手目で、それぞれ歩を合わせる手を青野九段が指しましたが、それが疑問手だったとソフトは言っていますが、さっぱりわからんですね。

プロ棋士の将棋で、順位戦のように持ち時間の長い将棋になると、素人がプロの解説なしで理解するのは不可能に思います。笑

昇級の条件

さて、藤井七段ですが、B級2組に昇給するための条件をおさらいしましょう。(参考

・前期(2017年度)の昇級者なので、順位は31位。

・B級2組への昇級者は2人。

→そもそも自分が全勝すればOKというものではなく、他の人が何回負けるかというのも重要になってくる。

 

・現時点で全勝者は、藤井七段を含めて6人で、5人全員が藤井七段より順位が上。

・前期の昇級者は、全勝一人と、一敗一人。

・前期の一敗は、昇級者の永瀬七段を除いて、2人。

→二敗して昇級したのは2014年が一番新しく、そこからは一敗 or 全勝者が昇級しています。

順位的に、一敗でもしてしまうと、昇級の確率はグッと下がりそうです。

 

残りの対戦相手は、千葉幸生七段、増田康宏六段、門倉啓太五段、富岡英作八段、近藤誠也五段、都成竜馬五段となっています。

増田六段は、今期の竜王戦で負けていますし、先手が増田六段になるので、かなり厳しい戦いになると予想します。

また、近藤五段は現時点で全勝しているうちの1人です。(藤井七段が先手です。)

藤井七段としては、この2人に勝てるかどうかが昇級を決めるポイントになりそうです。

 

ちなみに、藤井七段のお師匠さんである杉本昌隆七段も同じC級1組にいて、現時点で全勝しています。

順位戦で師弟があたるには総当たりのB級1組からとなりますので、C級1組では師弟対決は実現しません。

しかし、仮に、全勝者が一人、藤井七段、杉本七段が共に一敗だったりすると、昇級するのは順位が上の杉本七段となります。(頭ハネ)

こうなると、あまりに残酷すぎて見てられないので、そうならないことを願いますが。

すべて決まるのは、年度末なので、半年以上先になりますが、A級だけでなくC級1組も注目したいと思います。