オモコロ炎上してる→終わってる、から学ぶ

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オモコロ編集長とぷちめいさん炎上

togetter.com

オモコロとぷちめいさんが炎上していた。

簡単な経緯。

ぷちめいさんが、契約書の大切さを書いた漫画をTwitterにアップし、拡散される。

・トラブル相手と思われるオモコロの原宿編集長が、Twitterで謝罪と釈明を行う。

・お互いの主張内容が異なっており、両者とも炎上。

・ぷちめいさんが、オモコロに連絡を取り、謝罪し和解。

オモコロが叩かれる要素

契約書を作成しないという杜撰な管理をしていた。

一般的に仕事を委託する際、発注側が契約書を作らないというのは非常識。

現在では改善されているらしいが、そもそもの問題はここにあるという指摘。

これに関しては、擁護する意見は、特にないように見える。

そもそもの支払い金額が少ない。

11ページの漫画を納品したが、1万円しかもらえなかったと、元ツイートでは書かれているが、原宿編集長のツイートでは、2万円だったと反論。

いや、でも2万って安くない?という指摘。

擁護する意見には、「そもそもオモコロはWEB漫画サイトではない」というものがある。

これは、オモコロは、売れてない若手の勉強発表会のような位置づけのサイトなのだから、一般の尺度には当てはまらないという理論だ。

事実、オモコロはそういうサイトであるが、だからといって高額の支払いを期待するものがいてはいけないということにはならない。

合意が取れていないことが、そもそもの原因だが、それにしても金額がぷちめいさんの認識より大幅に少なかったことが、不満を持つ要因になったことは事実だと思う。

また、オモコロのことを知らない人が、この金額を見ると、「オモコロってそういうサイトだよね」ではなく、「力のある側が搾取しようとしている」と思うのではないだろうか。

ぷちめいさんが叩かれる要素

アップした漫画は、注意喚起というより、告発に近い内容だった。

アップした漫画は、自身が被害者、相手が加害者という構図だった。

それにより、契約書を交わすことの重要さよりも、理不尽に搾取する編集長へスポットが当たってしまった。

また、詳細は公表しないとしつつ、オモコロと特定できる内容であったため、オモコロの肩を持つ人間は、不快感を持った。

そもそもの支持者が少なすぎる

この件の前、ぷちめいさんのフォロワー数は200人程度だった。

一方でオモコロ編集長の原宿さんは、2万人を超えるフォロワーを持っている。

さらに、原宿さんの釈明ツイートの後、数人のオモコロライターが原宿編集長を擁護するツイートをしたため、支持者の差が出た。

Twitterは先行した側が圧倒的に有利ではあるが、オモコロファンは、基本的にオモコロを支持しており、この件に対する温度も違うため、時間とともにそもそもの支持者数の差が出ている。

また、2日間という短い期間で、元ツイートをしたぷちめいさんが謝罪する段階まで進んでしまったため、たまたま見た人は、積極的にぷちめいさんを擁護しずらいという背景もあるように思う。

個人的な感想 

内容としては、オモコロが叩かれている「契約書を作っていなかった」「そもそもの原稿料が安い」を擁護することは難しいように感じる。

私は、特定のオモコロライターの記事を書くくらいには、オモコロファンであるが、この2年前の問題について、非があるのはオモコロのように思える。

ただ、これは2年前の話であり、契約書も現在は改善されているとのことだし、ギャラについても不満を書く、現役オモコロライターがいないため、どれくらいクリティカルな問題なのかはわからない。

 

 

 

今回の件は、ぷちめいさんが炎上する要素はなかったはずだが、その「告発」の仕方によって、ぷちめいさんまで炎上してしまった。

最終的には、謝罪し、元ツイートを削除することになってしまっている。

では、この告発の仕方の何がまずかったのか?

それは、いわゆる「嘘松」と「告発」の中間を位置取ってしまったことが原因だと思う。

「告発」なのであれば、相手を明確にすることに問題はないが、明確な事実を書かないといけない。

「嘘松」なのであれば、明確な事実を書く必要はないが、相手を明確にしてはいけない。

今回は、相手を明確にして、明確な事実以外のことを書いてしまったため、反論の余地を作り、「契約書を作らない」「そもそもの原稿料が安い」ということをぼやけさせるスキを与えている。

結局、相手に与えたダメージより、自分が受けたダメージの方が大きく、大損だったように見える。

 

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「見せ方」とは、煽るだけではないのだと勉強になりました。