豊島棋聖誕生、羽生竜王のタイトル100期はおあずけ…

豊島棋聖爆誕!!

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6月の頭から行われていた第89期ヒューリック杯棋聖戦が終了しました。

3勝2敗で豊島将之八段が勝ち、豊島八段にとっては待望の初タイトルとなりました。

これにより、8つのタイトルを8人で分け合うという大戦国時代へと突入しました。

竜王 羽生善治
名人 佐藤天彦
叡王 高見泰地
王位 菅井竜也
王座 中村太地
棋王 渡辺明
王将 久保利明
棋聖 豊島将之

名人、王位、王座、棋聖は全て羽生竜王から若手が奪い取ったもの!

今がまさに、羽生竜王から若手へと時代が移り変わっている瞬間ではないでしょうか。

 

ちなみに、3年前のタイトルホルダーは以下のとおりでした。

たった3年でここまで変わるんですね…。

羽生竜王は、当時四冠王でしたが。

竜王 渡辺明
名人 羽生善治
叡王 (2018年からタイトル戦)
王位 羽生善治
王座 羽生善治
棋王 渡辺明
王将 郷田真隆
棋聖 羽生善治

複数冠保持者がいないのは1987年以来

なんと31年ぶりとのこと。

当時のタイトルホルダーは以下のとおりです。

十段 福崎文吾
名人 中原誠
王位 谷川浩司
王座 塚田泰明
棋王 高橋道雄
王将 中村修
棋聖(6月) 南芳一
棋聖(12月) 桐山清澄

当時は、竜王戦がなく、前身の十段戦でした。

また、棋聖戦は6月と12月の2回行われていました。

1987年なので、私はまだ生まれていません…。

その2年後の1989年、羽生「六段」が初タイトルを取ります。

さらに、その3年後の1992年に、羽生さんが三冠王となり、羽生時代がやってきたのですね。

豊島棋聖は待望のタイトル

豊島棋聖は、昨年の3月、タイトルホルダー・A級クラスの棋士を相手に、超過密日程の中、戦い、そして敗れました。

掲示板や、Twitterでは、その不遇を嘆く声が溢れ、本日のタイトル戦でも後手番を引いてしまったことから、タイトルはまだ先になるのではないかと考える人も多かったのではないでしょうか。

しかし、そこはレート1位の棋士。

羽生竜王の研究手をわずか17分で返し、終盤では圧倒的な強さを見せ付けました。

もしかすると、次に複数冠を保持するのは豊島棋聖なのかもしれません。

厚い厚い殻を破った、豊島棋聖の今後に期待しましょう!