Project Natickの目的と展望

 

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海の中にデータセンターを沈める

japan.zdnet.com

Microsoftは現地時間6月6日、スコットランドのオークニー諸島沖の海中にデータセンターを沈めた。

この実験的プロジェクトは、もっと環境に優しく安価にデータを処理できるかどうかを確認するのが目的だ。

こんな漫画みたいなことを、まじめにする時代がきてるんですね。

ルパン三世PART5に、こんな話が出てきた気がします。

調べてみたところ、Project Natickは2016年の年始には、すでに1発目が海に沈められていたので、計画はもっと昔からあったのでしょう。

上記の記事は、Project Natickのフェーズ2となります。

目的はなんだ?

こちらが、公式サイトになります。

Project Natick Phase 2

がんばって読んだ内容をまとめました。(間違っている可能性あります。)

・フェーズ1では、遠隔操作することで、真っ暗闇で運用した。

・海の中なので、冷却コストが低いし、自然エネルギーを使える。

・その結果、PUE(電気効率を示す指標)で高い数字を出すことに成功した。

ここまでがフェーズ1で、海の中だと、やはりコストが低いことがわかったという内容。

フェーズ2では、

・商用利用に向けて、実際の運用に近いことをやってみる。

・その中で、設計・運用上の問題を見つけていく。

ここまでがフェーズ2の内容。

つまり、フェーズ1で価値がありそうなことがわかったから、フェーズ2で実際にやってみる、という流れに読めます。

海の中でやることのメリット

価値があるのはなんとなくわかります。

海の中だから冷却コストが低いですし、Project Natickは、再生可能なエネルギーでの運用を目指しています。

大規模なデータセンターを都心に作るのは、現実的に難しいですが、海の中だと話は別です。

フェーズ1が始まったころに、GIGAZINEが取り上げていました。

gigazine.net

海中に作る理由としては、地上の人口の半分が海から200km圏内に住んでいるということがあります。

やはり、大手企業や、国の施設になると、手近なところにデータセンターを置いておきたいということでしょうか。

気になったこと

海の土地の所有権って、誰が持っているんでしょうか?

www.sibakiyo-minpo.com

いや、判例あるんかい、って話です。

これを読む限り、海の土地は個人が所有することができない(=国のもの)というように見えます。

実現に向けて、この辺も解決するべき課題になりそうです。